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はつ恋。
2008年11月25日 (火) | 編集 |

第620回「悲しい別れ、経験したことありますか?」



秋 もの哀しいですね

今日は別れについて

あたしがまだ初々しい小学生だった頃の話です

小さな小さなこどもだったあたしにも好きな男の子がいました

胸に秘めた想いでした

女の子の友達三人とバレンタインにそれぞれの好きな男の子に

チョコレートを渡そうかどうしようかと騒いでいたことを思い出します

結局恥ずかしいのでチョコはよそうという話になりました

しかし後日 話を聞くと他の女の子たちはチョコを渡したというのです

どたん場でやっぱり渡そうということになったらしいのです

なぜかあたしはカヤの外σ(´Д`lll)

はい そういう子なのでした あたしって

友だちが出来ないわけです


その日は卒業式

式ではクラスの女の子たちが涙を流しています

心ないあたしはけろりとしています

式が終わり教室に戻り 小学校生活最後の帰りの会が終わっても

同級生たちは別れを惜しんでなかなか帰ろうとしません

あほくさいのであたしは一人で帰路につきました

校門を出ると目の前を片思いの彼が歩いているではないですかっ

まっすぐに300メートル

そこを過ぎたら彼は左に曲がってしまいます

あたしの帰り道は右です

走って 追いかけて その背中にかける言葉

いましかないのです

頭の中をかけめぐります


     好きでした


過去形なんです

だってもう最後の日だから


    好きでした


たったの五文字です


     好きでした


そのひとこと

そのひとことが言えず


     さようなら 


そっと消えゆく背中につぶやいた五文字

卒業式の日

最後にすべり出てきた言葉は 宙に浮かんで消えていきました

これがあたしの別れの話


もちろん・・・


彼とは・・・・







同じ中学でしたが何か?




『後日談』

成人して聞いた話によると 彼は見事にキモヲタになったそうです

子どもの頃から男を見る目はないのであった→

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